COVID - 19

web版集いのひろば

2021.04.14

web版集いのひろば

ウィズコロナ時代に、介護予防を推進する手段の一つとしてweb版集いのひろばを開設しました。このweb版通いの場は、筑波大学介護予防研究室が管理・運営しているものです(年会費などの費用は不要ですが、通信費は皆様の自己負担となります。また、登録いただいたアドレスに研究協力依頼の連絡などをさせて頂く場合があります。ご了承ください。)。会員登録ページにて基本情報を登録頂ければ登録完了となりますweb版集いのひろばへ。このweb版通いのひろばの概要について動画でも紹介しています。

概要は次の通りです

 

【図10】

①登録頂いたメールアドレスに原則週に1回の頻度でメールが届きます。

②メールに記載されてある動画(我々が作成した健康関連情報動画)のURLにアクセス頂き動画を視聴頂きます。

③動画の感想、コメント、近況報告等をアンケートフォームに入力頂きます。

④質問に対する回答やコメント紹介を翌週以降のメールで紹介します。

 

 

【質問の例】
(高齢の方からのご質問)
  • 動画を拝見し、社会的活動の重要性は理解できました。ですが、コロナの影響でなかなか友人との交流が出来ていません。このような中、どのような交流をしていけばよいでしょうか?
(専門家による回答)
  • 勿論、直接お会いできるのが一番なのですが、それだけでなく、お電話やメールのやり取りなども重要と思います。“声”だけでなく、“文字”や“写真”、“絵”などを用いた交流をされてはいかがでしょうか。
(高齢の方からのご質問)
  • インターネットを使って囲碁や将棋をしています。これは介護予防になりますか?
(専門家による回答)
  • 社会参加という意味合いとは少し異なるかもしれませんが、このような知的活動も重要と考えられています。是非、続けてください。
(高齢の方からのご質問)
  • グランドゴルフをしています。行けば、毎回数千歩歩きますし、友人といろいろとお話をしています。これは正にフレイル対策?と思っていますが、実際にはどうでしょうか?
(専門家による回答)
  • それは本当に良い運動、社会交流になっていると思います。仲間がいることで継続しやすいという要素も加わりますので、フレイル対策としてはバッチリの活動だと思いますよ。
(高齢の方からのご質問)
  • たくさん歩くことが健康に重要であることは理解できました。時間や歩数を決めて毎日規則正しく行うウォーキング(運動しようと思って行うウォ―キング)と、家の中での移動や買い物やバス停まで歩く(運動目的ではない活動)のでは、効果は違うのでしょうか。
(専門家による回答)
  • 基本的に歩数を増やすという観点では“同じ”と考えていただいて大丈夫です。ただし、歩く速度や姿勢が変化することで、働く筋肉が少し変わってきます。また、歩く時間を決めて行うウォ―キングは習慣化しやすいと思いますので、是非、そのような運動も取り入れてください。
(高齢の方からのご質問)
  • なかなか食事からたんぱく質を摂ることが出来ていません。例えば、市販のプロティン飲料などで補充したりしますが、問題ないでしょうか。
(専門家による回答)
  • 勿論、食事から適切な量を摂れるようになることが理想ですが、そのような形で補充されるのも問題ありません。ただ、腎臓病や糖尿病などの基礎疾患がおありの場合はかかりつけ医にご相談ください。

 

 

【コメントの例】
  • 今回のデータも大変興味深く拝見致しました。運動だけでなく、趣味等の集まりも介護予防に効果があること、大発見でした!やはり人は人に頼って生かされているのですね。
  • 孫達と公園を歩くことが、現在の私のフレイル予防と一人で納得しています。
  • 家の中で過ごすことが多く、歩数計の値も惨憺たるものですが、車で行っていた買い物を歩いて行くようにしました。継続できるよう頑張ります!
  • コロナが怖くて、買い物に行かず宅配サービスを利用するようになりました。すると、めっきり外出の機会が減り、歩数も少なくなってしまいました。今月からは まずは5000歩という目標をたてました。
  • たんぱく質を摂ることが大切であることが分かりました。たんぱく質について考えながら献立を考えていこうと思います。
  • たんぱく質、大事なことが理解できました。今日からジュースを牛乳に変えます!
  • 夫が入れ歯になってから、たんぱく質はもっぱら豆腐ばかりです。今日からひき肉を検討することにします。
  • 運動、大切ですね。特に、テレビ三昧の夫の方が認知症になりそうで困っています。
  • 今週末は漬物を作ります。毎年この時期の恒例行事になりました。どんな味になるか、楽しみです。
  • 今年は各地で雪が多いですが、私の住む福井では殆んど降っていません。雪の多い地域の方、体調崩されないようにしてください。
  • 埼玉に住んでいます。雪国で生まれたため、こちらは冬でも暖かくて快適です。その分、夏は暑いですが・・・。
  • 毎日、大阪市内の公園を散歩しています。チラホラ桜が咲き始めました。これから満開になるのが楽しみです。
  • 富士山を見ながら10,000歩。毎日励んでいます。
  • 神戸の商店街を1往復。あっという間に時間が過ぎます。
  • 都会暮らしですが、ベランダ菜園で子供の頃を思い出して野菜や花を育てています。
  • 家の前に蛍が現れました。季節の変化を感じながら日々過ごしています。
  • 皆さんのコメントを読み、様々な取り組みに感心すると同時に、元気を貰っています。私はあまりコメントを書いていませんが、毎週楽しみにしています。
  • 皆さんのコメント、私も私もとうなずきながら読んでいます。運動だけではなく、会食・喫茶・趣味などに参加しようと思います。出来ることから始めたいと思います。

 

 

なお、運動方法については、パンフレットや動画にて紹介しております。こちらも参考にしていただければと思います【体操パンフレット体操動画】。

今こそ、介護予防を。

新型コロナウイルス感染症の感染予防のためには、3密を避けることが重要です。ですが、これに伴い身体活動や社会活動が制限されることで、フレイル状態を招き、要介護状態を引き寄せてしまいます。そうならないために、今できることは何か。
筑波大学介護予防研究室では、ウィズコロナ時代に、フレイル予防・介護予防を推進する手段の一つとして『web版集いの場』を開設しました。フレイル予防・介護予防のための最新情報をお届けするとともに、間接的に全国各地の参加者と交流を図ることができます。